三ツ石山 自然情報

 紅葉状況(平成29年9月16日(土)現在)

岩手県自然公園保護管理員の長澤嶺生氏よりご提供いただきました。

(網張ビジターセンター)


リフトでは晴れ間も

大松倉山手前の分岐

霧の稜線部

登山道伐開当時の話に耳を傾ける

奥産道は快晴
◎実施場所  網張温泉スキー場〜大松倉山〜三ッ石山頂〜奥産道
◎天候    濃霧のち晴れ 
◎参加者   一般38名(大人37名、小学生1名)
       雫石町4名、盛岡RO1名、岩手県自然公園保護管理員5名、
       PV3名、VCスタッフ2名  計53名
  

前日の雷雨が不安をあおり当日まで開催が危ぶまれましたが、雷雨などの危険はないとの判断で当日の早朝に実施の運びとなりました。濃霧の中にも関わらず38名の方が集まって下さいました。今回は十和田八幡平国立公園八幡平地域指定60周年の記念イベントということもあり、参加者には雫石町で作られた南部鉄アクセサリーの他に入浴券もプレゼントされ、さらに60周年記念のスタンプラリーも同時に行われ天候の不安定さが払拭されたように感じました。
  イベントの開会では事務局よりスケジュールや注意事項、班構成などの説明を受けたあとに5つの班に分かれてリフト乗車開始。リフトに乗っているところで青空が出始め「これからよくなるかも…」と期待感が膨らみましが、第3リフトを下りたところからは再び霧の中。「歩いているうちに視界がよくなるはず」と期待を込めながら歩行開始。少し先の展望台からは霞がかった遠くの山々がうっすらと見えてきました。岩手山方面と三ッ石山方面の分岐では、班のリーダーからかつて登山道があったものの今はササで覆われている場所を教えていただきました。前日の大雨のため、普段から湿っている登山道はあちこちで水たまりの状態となっているところもあり、滑りやすい上に水たまりを避けるため歩くのに大変難儀しました。途中爽やかな香りが漂い始めオオシラビソが目につき始めました。樹林帯をようやく抜け出し大松倉山へ到着するも霧の中。「晴れていれば後方に岩手山が見えていたはず」という解説を受け皆がそれぞれの岩手山を想像しました。霧の稜線部はまた風情があり、足元のハクサンフウロが雰囲気を盛り上げてくれました。三ッ石山荘までのあと少しの木道は雨のため大変滑りやすかったためより慎重に歩きました。ようやく平らな木道になってきたところで前方に霧の中に佇む三ッ石山荘のシルエットが浮かび上がってきました。三ッ石湿原ではリーダーから今まで歩いて来た登山道が、今は2時間程で歩けるが伐開には2ヶ月程かかった等のお話をしていただき、皆で先人達の努力と苦労に思いを馳せました。三ッ石山荘で小休止を取り山頂へ出発。足元ではゴゼンタチバナやアカモノなどの可愛らしい実が成り、シロバナトウウチソウやミヤマアキノキリンソウなどが登山道に華を添えていました。ようやく到着した山頂も霧の中でしたが、皆で登った達成感に浸りつつ各班に分かれて記念撮影をしました。
  山荘や山頂での昼食後は奥産道コースを進みました。大きな岩がゴツゴツした急勾配の斜面を下っていると空が明るくなり青空が広がり始め、眼下には葛根田地熱発電所の建物も見えてきました。下るごとに天候は回復し木漏れ日の中を下山し続けました。奥産道に出るとすっかり晴れて陽射しが眩しいほどでした。無事に山を下りて安堵感が広がる中、参加者同士の会話も弾み和やかな時間となりました。大松倉橋ゲート前に到着し、各班で閉会を行ったあとで、待機していたバスに乗り込み網張温泉スキーへ到着して三々五々帰路へ。参加者の皆様のおかげでケガや事故もなく無事に行事を終えることができました。次回は70周年記念イベントでお会いしましょう!?


 「自然公園ハイキングinしずくいし(三ッ石山往復)(平成28年8月27日(土)実施)
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